弊社オフィスのモトスマリモ

株式会社トリブライト

「第三のまりも」

2022年11月民家の水槽で新発見された
今年4月川崎の水槽で2例目が見つかり
そして驚くべきことに、そのニュースをきっかけに、
弊社水槽にもこの謎の水藻が存在していたことが
長い間正体不明の水藻が、実は「まりも」の
そんなミステリアスな、ご紹介します

オフィスのモトスマリモ

Mysterious Visitor 謎の来訪者:

オフィスのモトスマリモ

トリブライトの水槽で発見されたは、2019年後半、創業の準備をしている頃に現れたように思います。

その独特な形状と増殖の仕方が気になる存在でしたが、まだ国立科学博物館が発見する前で、当時はまさかまりもの仲間とは思わず、調べてもなかなか類似の藻は見つかりませんでした。

専門家によると、は、国内では自然水系からはいまだ見つかっていないという、それがなによりミステリアスです。その生態や成長条件についてはまだ多くの謎い包まれています。

About Motosumarimo モトスマリモとは?

国立科学博物館HPより

は、2022年に初めて発見された新種のまりもです。通常のまりもと同じく球形をしており、直径は最大で約5cmになります。

普通のマリモ()は特殊な条件下でないと丸くならないようですが、は比較的簡単に丸くなります。 ただ弊社水槽を観察していると、石や流木や貝などに固着するケースや、バラバラやボサボサの状態で水中を浮遊することも多く、自然界では発見しずらい気もします。

山梨県 本栖湖

How it was discovered 発見の経緯

最初のは、山梨県甲府市の民家の水槽で発見されました。本栖湖産の二枚貝に付着して水槽に持ち込まれたと考えられ、「」と名付けられました。その後、2024年には神奈川県川崎市の水槽でも見つかり、話題となりました。

そのニュースを見て「もしかして〕と思い、国立科学博物館に連絡したところ、と判明しました。

Feature 特 徴

は、糸状体がまっすぐ伸び、たくさんの短い枝が斜め上に向かって規則的に出るのが特徴です。枝分かれは片側に偏っていることが多く、細胞は円筒形で枝の先端は丸みを帯びています。

また、通常のまりもではほとんど観察されない遊走子(胞子)も見つかっており、活発に増える可能性があります

特徴的なのは、特別な環境を必要とせずに水槽内で長期間球形を維持できる点です。

国立科学博物館サイトより

Marimo Relatives マリモの仲間

阿寒湖のマリモ

1952年国の特別天然記念物に指定された北海道のによって、日本ではかなり有名ですが、世界的には意外にレアで、北欧のバルト海周辺やアイスランドの湖に生息が確認されている程度で、絶滅危惧の状況です。日本では阿寒湖のほかに青森県や山中湖はじめとする富士五湖で棲息が確認されています。天然記念物なのでお土産などで売られているのは全て養殖です。

阿寒湖では風による湖面の波などでマリモが回転することで球状になるようで、かなりレアなケースのようです。弊社のは、同居のコリドラス(ナマズの一種の熱帯魚)が泳ぐ時にコロコロ転がすので、より丸くなるような気がします。

のほかと富山県立山で見つかったが確認されており、今回3番目に仲間入りしたのがです。いずれもの仲間です。国立科学博物館のウェブサイトでわかりやすく紹介されています。

Expectations Research 今後の研究に期待

オフィスのモトスマリモ

現在、国立科学博物館植物研究部 微細藻研究室にて、今回の再発見を機により詳しい研究が進められています。弊社のも生体を提供しています。様々な謎が解明されることを期待しています。

トリブライトでものさらなる観察を続けていきます。特に生育条件やきれいに丸くなるケースについて独自に調べていきます。

さらにの知名度を高めるために、本サイトやSNSを通じて積極的にプロモーションを行い、多くの人々にその不思議な魅力を伝えていきます。

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